膝の痛みを軽減したい!

「膝に違和感がある…」「階段の昇り降りがつらい…」
そんな膝の痛みに悩む方も多いですが、お尻や太ももを強化し、股関節まわりの柔軟性を高めると膝への負担が軽減できる可能性があります。
本記事では、初心者でも出来るストレッチ4種とエクササイズ2種を使って、膝を守るためのシンプルメニューを紹介。ぜひ日常に取り入れて、痛みの軽減を目指しましょう!

 

【注意】

膝に強い痛みや既往症がある方は、医師や専門家に相談しながら進めてください。

膝の不調とお尻・太ももの関係

・膝は股関節や足首と連動している

膝だけでなく、お尻(大殿筋)や太ももの筋肉(特にハムストリングス)が弱い・硬いと、日常動作で膝が代わりに過剰負担を受けがち。

 

・お尻・太ももを使うと膝への負担が分散

正しい股関節の動き(ヒップヒンジ)を身につけると、膝を酷使せずに体重や力をお尻・太もも裏で支えやすくなる。

 

・姿勢や動作の安定に繋がる

お尻や太ももの筋力・柔軟性があると、骨盤の位置や脚の動きがスムーズになり、膝にかかるストレスが減りやすい。

初心者がつまずきやすいポイント

・ストレッチを痛いほど無理に行う

「しっかり伸ばさねば」と思うあまり、強引に引っ張ると筋肉が逆に緊張してしまうことも。

ほどよい「痛気持ちいい」レベルを保つのが理想。

 

・フォームを意識せずエクササイズしてしまう

ルーマニアンデッドリフトで背中が丸まる、ヒップヒンジで膝を曲げすぎるなど、誤った動作が多い。

動画や鏡を活用し、腰や膝を痛めないよう注意。

 

・頻度や休息のバランスを見誤る

ストレッチや筋トレを1回やっただけで「変わらない」とやめてしまったり、逆に毎日同じ部位を追い込みすぎて疲労が蓄積する。

適度なインターバルと継続が鍵。

 

・膝だけを気にして他の部位は無関心

膝痛の原因が股関節や足首、姿勢にあるケースも多い。

お尻や太ももだけでなく、足首の柔軟性や体幹の安定なども総合的に考えると効果的。

おすすめトレーニング(ストレッチ4種 + エクササイズ2種)

(A) ストレッチ(各60秒×1セット)

・腸腰筋ストレッチ

 股関節の前側(腸腰筋)をほぐし、骨盤の前後バランスを安定→膝への負担を軽減

・大殿筋ストレッチ

お尻(大殿筋)の硬さを和らげ、股関節の動きを良くする

・ハムストリングスストレッチ

 太もも裏(ハムストリングス)を伸ばして、膝裏の張りや腰への負担を減らす

・内転筋ストレッチ

太ももの内側(内転筋)を伸ばし、脚の内側のバランスを整えて膝を安定化

(B) エクササイズ

・ヒップヒンジ(15回×1セット)

股関節の折り曲げ動作を習得し、膝ではなくお尻・太もも裏を使う動きを身につける

 

・ルーマニアンデッドリフト(15回×2セット・休憩1分)

もも裏&お尻を強化し、膝への衝撃を和らげる

 注意: 重りなし、フォーム重視で実施。お尻&もも裏に意識を置く

 


やり方詳細は動画でチェック。ここでは狙いと簡単なメニュー構成を紹介。

まとめ(ポイント整理)

・膝の痛みは、お尻・太ももなど股関節まわりの弱さや硬さが原因の場合が多い

・ストレッチ4種(腸腰筋・大殿筋・ハムストリングス・内転筋)

各60秒で柔軟性を高め、膝への負担を軽減

・エクササイズ(ヒップヒンジ&ルーマニアンデッドリフト)

正しいフォームでお尻・もも裏を鍛え、膝を守る

・やりすぎ・やらなさすぎに注意

ストレッチは痛気持ちいい範囲

エクササイズは週2〜3回程度、しっかり休息を

ひとことアドバイス

・動画学習で動作をチェック

動画やスマホで撮影して正しいフォーム&ストレッチの姿勢を確認

・毎日続けよう

ストレッチは1日5分でもOK。エクササイズは週2〜3回ペースで

・専門家に相談を

痛みが増す、関節に違和感が強い場合は医師や理学療法士へ

 

※お尻や太ももをしっかり使う動きが身につけば、膝への過剰負担を減らせます。ぜひ今回のメニューを取り入れて、膝の痛みとサヨナラしましょう!

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