柔軟性のつけかた|体が硬い原因と4ステップのストレッチ・続けるコツ

「筋トレは頑張っているのに、関節が硬くて動きにくい」「前屈で全然体が曲がらない」。そんな方は、柔軟性のなさがトレーニング効率を下げているのかもしれません。筋力と同じくらい大切なのが「柔らかさ」で、体が柔らかいと可動域が広がり、ケガを防ぎ、筋トレのフォームも安定します。
この記事では、なぜ柔軟性が大事なのかと、初心者でも簡単に取り組める柔軟性アップの方法・注意点を、オンラインパーソナルトレーニングFIBEのトレーナーがまとめています。今日から無理なく続けて、スムーズに動ける体を目指しましょう。
体に痛みがある場合や、関節に違和感が続くときは、医師や専門家の診断を最優先してください。
柔軟性が大事な3つの理由
柔軟性が大事なのは、関節の可動域が広がり、ケガの予防や疲労回復にもつながるからです。
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| 関節の可動域が広がる | 体が柔らかいと、スクワットやベンチプレスなど各種トレーニングで正しいフォームを取りやすい。可動域が広がることで、筋肉へ多角的に刺激が入り、効果が上がる |
| ケガ予防につながる | 筋肉や腱が硬いままだと動きが制限され、無理に動かしたときに痛みやケガを招きやすい。柔軟性が高いと、急な動きでも関節を守りやすい |
| 疲労回復を促す | ストレッチを行うと血行が良くなり、疲労物質を流しやすくなる。筋肉痛の軽減やリラックス効果も期待できる |
柔軟性がつかない主な原因
柔軟性がつかない主な原因は、日常動作の偏り、ストレッチ不足、過度な緊張やストレスの3つです。
| 原因 | 内容 |
|---|---|
| 日常動作の偏り | デスクワークやスマホ使用で同じ姿勢が続く、あまり動かない生活など。体が硬くなる習慣が積み重なると、可動域が狭まる |
| ストレッチ不足 | トレーニング前後のウォームアップやクールダウンを省略しがち。せっかく筋肉を刺激しても、ケアをしないと硬さが残る |
| 過度な緊張やストレス | 心身のストレスは筋肉の緊張を高め、関節の動きを制限する場合もある |
柔軟性をつける4ステップ①ほぐしと動的ストレッチ
柔軟性は「ほぐし → 動的ストレッチ → ターゲットを決めたストレッチ → クールダウン」の4ステップで高めていきます。まずは筋肉をほぐし、体を温めるところから始めます。
ステップ1:ほぐし
フォームローラーやテニスボール、手での軽いマッサージなどで、筋膜や筋肉をほぐします。凝りを解消し、筋肉を伸ばす準備をするステップです。気持ち良い強さでコロコロと転がし、力を入れすぎないようにしてください。
- 胸郭ほぐし解説ページ準備中ほぐしの種目例
- フォームローラーサイドストレッチ+チェストオープン+アームラウンド解説ページ準備中フォームローラーを使ったほぐしの種目例
ステップ2:動的ストレッチ
動きのあるストレッチで、反動を使って体を温め、血流を上げます。トレーニング前のウォームアップに最適です。軽快に動くことを意識し、無理に伸ばさないようにしてください。
- キャットアンドカウ背骨を丸めたり反らせたりして、背中を動かす
柔軟性をつける4ステップ②部位別ストレッチとクールダウン
体が温まったら、伸ばしたい部位を静的ストレッチで重点的に伸ばし、最後にクールダウンで筋肉を落ち着かせます。
ステップ3:ターゲットを決めたストレッチ
伸ばしたい部位(太もも、背中、肩など)を、静的ストレッチで重点的に伸ばします。可動域を広げ、姿勢改善やトレーニング効率をサポートするステップです。ゆっくり息を吐きながら、痛気持ちいい程度で10〜20秒キープしてください。
- ハムストリングスストレッチ太ももの裏をしっかり伸ばす
- 大胸筋ストレッチ胸周りの可動域を上げる
- 大殿筋ストレッチお尻の筋肉を柔らかくし、下半身の動きを楽にする
ステップ4:クールダウン
トレーニング後の筋肉を、静的ストレッチや軽い動作で落ち着かせます。筋肉の緊張をほぐし、疲労回復を促すステップです。
柔軟性アップで初心者が気をつけること
柔軟性アップで気をつけたいのは、痛すぎる伸ばし方をしないこと、呼吸を止めないこと、毎日少しずつ続けることです。
痛すぎる伸ばし方はしない
伸ばすのは痛気持ちいい程度までにしてください。
呼吸を止めない
息を吐きながらゆっくり伸ばすと、筋肉がリラックスしやすくなります。
毎日少しずつ続ける
柔軟性はやればやるほど上がりますが、やめるとすぐ硬くなりがちです。継続しないと意味が薄いので、少しでも毎日続けてください。
柔軟性アップを続けるためのコツ
柔軟性アップを続けるコツは、ふだんの行動とセットにして、小さく始めることです。
IF THENルールを作る
特定の行動(IF)のあとに、必ずストレッチ(THEN)を行う習慣をつけます。例えば「テレビを見ながらストレッチする」「お風呂上がりに必ず3分ほぐす」などです。
スモールステップで始める
最初から長時間ストレッチしようとすると、挫折しやすくなります。1日5分からスタートし、徐々に時間や種目を増やしてください。
トレーニングの前後に組み込む
メインの筋トレや有酸素運動の前後にウォームアップ・クールダウンを挟むと、自然にストレッチができます。
目標を決めて記録をつける
「前屈で床に手のひらがつくようになりたい」「開脚で◯度開きたい」などの目標を決め、できたら記録してモチベーションを高めます。
柔軟性のつけかたのポイントまとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 柔軟性の役割 | トレーニング効果とケガ予防の要。可動域が広がり、筋肉にしっかり刺激を与えられる |
| 4ステップ | ほぐし → 動的ストレッチ → ターゲット別ストレッチ → クールダウン |
| 注意すること | 痛すぎる伸ばし方はしない、呼吸を止めない、毎日少しずつ継続する |
| 続けるための工夫 | IF THENの習慣化、スモールステップ、トレーニング前後に組み込む、目標と記録 |
オンラインパーソナルトレーニングFIBEは、東京都内でパーソナルジムFAbを運営する会社が提供するサービスです。運動・食事・生活習慣の基本のやり方を教え、20分のZoomカウンセリングで、やってみた結果を確認しながら、その人の生活に合うやり方に毎回組み直します。
1回2,900円、食事指導込み、入会金0円。
この記事の監修者
FIBEトレーニング監修チーム
所属トレーナー保有資格:理学療法士/JATI-ATI(トレーニング指導者)/健康運動実践指導者
指導実績:ジムでの累計5万回以上のパーソナルトレーニング指導実績。

