体力が悩みを解決する!ダイエットも老後不安も「体力」で説明できる

── ダイエットも老後不安も、答えは「体力」にあった ──
ダイエットが続かない。最近、疲れやすい。やる気が出ない。老後がなんとなく不安。一見すると、まったく別の悩みに見えるかもしれません。ですが多くの場合、これらは同じ場所でつまずいています。
それが「体力」。
体力が落ちると、行動できなくなります。行動できないと、気力が落ちます。気力が落ちると、続かなくなります。
結果として、ダイエットも、仕事も、将来への備えも、「わかっているのに前に進まない」状態になります。この記事では、
なぜ体力が人生の土台になるのか、なぜ40代から差が開くのか、どうすれば体力を取り戻せるのかを、順を追って解説します。
体力と年齢の関係:40代から“体力格差”が広がる
体力には、はっきりとした年齢の流れがあります。
10〜20代は、多少無理をしても体力が自然についてくる時期。
30代になると成長は止まり、横ばいから緩やかな低下に入ります。
問題は40代です。
この年代から体力は、本人が気づかないうちに毎年1〜2%ずつ低下していきます。
最初は「少し疲れやすい」程度ですが、何もしないまま年齢を重ねると、
回復が遅くなる
疲れが抜けなくなる
同じ生活がしんどくなる
といった変化が、50代・60代で一気に表面化します。
ただし、ここで重要な事実があります。運動をしている人は、体力をキープできます。
40代は「体力が落ちる年代」ではなく、体力を落とす人と、維持できる人に分かれる分岐点。
→運動しない→体力が年間1~2%落ちる→60代では30%も落ちる→仕事に影響が出る
→運動する→低下を緩やかに出来る→60代で15%程度に抑えることができる
そして、体力アップに年齢は関係ありません。正しく体を使えば、40代・50代からでも体力は十分に取り戻せます。
グラフで重要なのは、40代以降に「体力が落ちるか・維持できるか」で、
その後の10〜20年の生活のラクさが大きく分かれる点です。

体力は4つの要素で成り立つ。土台は筋力
体力は、ひとつの能力ではありません。正確には、次の4つの要素で成り立っています。
筋力
心肺持久力
柔軟性
バランス能力
ここで大切なのは、この4つは対等ではないという点です。土台になるのは、間違いなく筋力。なぜなら、筋力がなければ他の要素が機能しないからです。
たとえば心肺持久力。これは有酸素運動によって高まりますが、筋力が不足していると、そもそも有酸素運動ができません。
柔軟性も同じです。柔軟性とは、筋肉がしなやかに伸び縮みできる状態のこと。筋力が弱く姿勢が崩れていると、柔軟性も発揮されません。
バランス能力も筋力が支えています。片脚で立つ、安定して歩く、転ばない。これらはすべて筋力があってこそ成立します。
つまり、
筋力が落ちる
→ 有酸素ができない
→ 柔軟性が落ちる
→ バランスが崩れる
→ 体力全体が一気に崩れる
という構造です。
体力づくりは「何から始めるか」で結果が決まります。だから最初に見るべきは筋力なのです。
心肺持久力・柔軟性・バランスは、すべて筋力があって初めて機能します。
筋力が落ちると、有酸素運動も続かず、柔軟性も保てず、体力全体が一気に崩れます。

やる気がないのは、意思の問題ではない
「やる気が出ない」多くの人が、ここで自分を責めます。ですが実際には、やる気が出ない原因の多くは体力不足です。やる気を出そうとして「もっと頑張らないと」と考える。これは順番が逆。
正解はこうです。
体力をつける
→ 気力が上がる
→ 自然とやる気が出る
やる気は、無理に絞り出すものではありません。体の状態が整った結果として、あとからついてきます。
体力が落ちていると、脳も体も省エネモードに入ります。新しいことを避け、面倒に感じ、後回しになる。これは怠けではなく、体の自然な反応です。だから必要なのは、気合ではなく体力。しかも「頑張る」のは仕事や人生ではなく、
運動や筋トレのほうがずっと簡単です。体を動かせば、気力は必ず戻ってきます。
体力と気力の関係は、感覚的な話ではありません。運動によって体力が向上すると、ドーパミンやBDNF(脳由来神経栄養因子)といった脳内物質が増え、意欲や行動継続に関わる機能が高まりやすくなることが、複数の研究で報告されています。また、体力が高い人ほど「実行機能」と呼ばれる、やる気の維持や自己制御に関わる脳の働きが良好であることも確認されています。つまり「やる気が出ない」「続かない」状態の多くは、意思の弱さではなく、体力低下による脳の働きの変化と考えることができます。
ほとんどの悩みは体力で説明がつく
【ダイエット】
ダイエットも体力で説明がつきます。どのようなダイエット方法をとっても、体力がないと次のパターンに入り、成果が出ません。
・体力がない
→ 動かなくなる→ カロリー消費が不足する→ 太る
・気力がない
→ サボる・続かない→ 挫折する→ 結果が出ない
方法ではなく、体力不足が原因です。
【疲労感】
慢性的な疲労感も同じ構造です。
・体力がない
→ 日常生活そのものが負荷になる→ 常に疲れる
・回復力が低い
→ 疲れが抜けない→ 翌日に持ち越す
筋力がある人は、同じ生活でも消耗が少なく、回復も早い。
【仕事】
仕事も体力で説明がつきます。
・体力がない
→ 集中力が続かない→ やるべきことをやり切れない
→疲れた感がある→後回し→仕事がはかどらない
→気力の低下→チャレンジしない
仕事に必要なのは、特別な才能より一定の出力でやり切る力。これは体力と気力で決まります。
【楽しみ・挑戦】
体力がないと、「楽しそう」より「疲れそう」が先に立ちます。体力があると、気力に余裕が生まれ、新しいことに挑戦できます。
→気力の低下→めんどくさくなる→動かなくなる→新しい発見・出会いがない
→気力の低下→チャレンジが億劫→自分の可能性を閉じてしまう
体力=気力。
人生の広がりは、ここで決まります。
【老後の不安】
老後不安も体力で説明がつきます。
・体力がない
→ 働けない→収入が減る→資金の不安
→外出しない→ 人との関わりが減る→孤独の 不安
体力があるだけで、働く・動く・関わるという選択肢が残ります。
体力が落ちると、負のスパイラルに入る
体力が落ちると、生活は少しずつ崩れます。
太る→動かなくなる→血流が悪くなる→内臓機能が落ちる→病気のリスクが高まる/足腰が弱る
すると、
疲れが抜けない
毎日がしんどい
以前の楽しみができなくなる
ここで多くの人が、「疲れているから運動できない」状態に入ります。これが体力低下の負のスパイラル。
問題は意志ではなく、体力が落ちた状態で抜け出せないことです。
筋力を上げる最も効率的な方法は筋トレ
体力の土台は筋力。筋力を上げる最短ルートが筋トレです。
筋トレは、筋肉量を直接増やし、日常動作をラクにし、消耗しにくい体をつくります。
ただし闇雲にやっても意味はありません。必要なのは、正しい種目、回数、重量、頻度、フォーム。
正しく行えば、筋トレは最も合理的な体力づくりになります。
一番カンタンに体力を上げる方法:正しい方法 × 第三者の目
最速で体力を上げるための2つの条件。
①正しい方法を習う
②第三者の目がある(サボれない環境)
これだけで
・2〜3ヶ月で変化を感じる。
・6ヶ月続けると習慣化して“辞めれなくなる”
半年経つと、「やらないほうが不安」「やるのが当たり前」というレベルに到達します。ここに入ると、体力は自動的に積み上がっていきます。また同時にメニュを上手に組んでおくことで、ダイエット、ボディメイク、姿勢改善など見た目の改善も結果として起こります。
正しく・続けるための選択肢
体力を確実に上げるには、正しい方法と、続けられる環境が必要です。その手段のひとつがパーソナルトレーニング。
最近はジムだけでなく、オンラインという選択肢もあります。
大切なのは形式ではなく、正しく、続けられるかどうか。
体力は、ダイエットにも、仕事にも、楽しみにも、老後にもつながるすべての土台です。
まずは体力から。ここを変えると、他も自然に動き出します。


