【動画あり】ダンベルフライの正しいやり方と効果|胸を広く鍛えて胸板を厚くするトレーニング

ダンベルフライとはどんなトレーニング?

ダンベルフライは、ダンベルを円を描くように開閉して胸(大胸筋)をストレッチしながら鍛えるトレーニング。
大胸筋を深く伸ばしながら刺激できるため、胸板を厚くし、デコルテラインを美しく整える効果があります。
プレス系(押す動作)よりもストレッチ重視で、胸の可動域を広げたい方に最適です。

※ページの下部にトレーニング動画を掲載。
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効果

  • 胸板を厚くする: 大胸筋のストレッチと収縮を繰り返し、ハリのある胸をつくる

  • デコルテラインを整える: 胸上部が引き締まり、立体感がアップ

  • 押す力を補強: プレス種目と組み合わせることで押す力がより強化される

  • 柔軟性向上: 胸の筋肉を深く伸ばすことで可動域が広がる

鍛えられる部位

  • 主動筋:大胸筋(胸)
     腕を開いて閉じる動作でメインに使われる。ストレッチと収縮の両方を意識。

  • 補助筋:上腕二頭筋(腕前側)・三角筋前部(肩の前側)
     腕を安定させる役割を果たす。肩の位置を固定しながら動かす。

  • 安定筋:前鋸筋(脇下)・体幹
     肩甲骨の動きを安定させ、フォームを維持する。

正しいやり方(フォーム手順)

胸を張り、円を描くようにダンベルを下ろして大胸筋をストレッチさせる。

  1. ダンベルを両手に持ち、膝で押し上げながらベンチ台に仰向けになる。

  2. 肩を下げ、胸を張って背中を軽くアーチさせる。

  3. ダンベルを胸の真上に構え、手のひらを向かい合わせにセット。

  4. 息を吸いながら円を描くように両腕を横へ広げる(胸のストレッチを感じる)。

  5. 胸が開いた位置で1秒キープ。

  6. 息を吐きながら大胸筋を意識して腕を戻す。

ポイント: 肘は伸ばしきらず、常に軽く曲げたまま動かす。

推奨回数・頻度: 10〜12回 × 2〜3セット/週2〜3回

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注意点とよくある間違い

肩が上がる・胸を張っていない・腕が倒れるのはNG。

  • 肩が上がる: 肩甲骨を下げて固定し、胸で動かす意識を持つ。

  • 胸を張っていない: 背中を軽く反らせて胸を高くキープする。

  • 腕が倒れる: 可動域を広げすぎず、肘を軽く曲げたまま胸のラインに沿って動かす。

  • 反動を使わない: ゆっくりストレッチし、胸の力だけで戻す。

✔【正解】胸で開く/肩を下げる/肘を軽く曲げる
❌【NG】肩がすくむ/腕が真横に落ちる/反動を使う

よくある質問(FAQ)

Q1. 毎日やってもいい?
A. 負荷が高めのトレーニングなので、週2〜3回が目安です。筋肉痛がある日は休みましょう。

Q2. 肩が痛くなるのはなぜ?
A. ダンベルを下げすぎて肩関節を引っ張っている可能性があります。可動域を胸のストレッチが感じられる範囲に制限しましょう。

Q3. ダンベルの重さはどれくらい?
A. 正しいフォームで10〜12回できる重さ(男性4〜8kg/女性2〜5kg)を目安に。

Q4. 家でもできますか?
A. 床でも可能ですが、可動域が狭くなるためベンチ台を使うのが理想です。

Q5. 初心者の目安は?
A. 軽い重量でフォームを安定させることから始めましょう。ストレッチ感を大切に。

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この記事の監修者

FIBEトレーニング監修チーム
所属トレーナー保有資格:理学療法士/JATI-ATI(トレーニング指導者)/健康運動実践指導者
指導実績:ダイエット、ボディメイク、姿勢改善、パフォーマンスアップ、運動能力アップ、不調改善、体力アップなど累計5万回以上のパーソナルトレーニング指導実績。
運営会社:株式会社アイノート(iNote Inc.)
所在地:東京都渋谷区広尾3丁目13-1 トラストバリュー広尾4F
事業内容:オンラインパーソナルトレーニング事業
公式サイト:https://fibe.jp/


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