【動画あり】ダンベルフライの正しいやり方と効果|胸を広く鍛えて胸板を厚くするトレーニング

ダンベルフライとはどんなトレーニング?
ダンベルフライは、ダンベルを円を描くように開閉して胸(大胸筋)をストレッチしながら鍛えるトレーニング。
大胸筋を深く伸ばしながら刺激できるため、胸板を厚くし、デコルテラインを美しく整える効果があります。
プレス系(押す動作)よりもストレッチ重視で、胸の可動域を広げたい方に最適です。
※ページの下部にトレーニング動画を掲載。
(FIBE会員は「手本/よくあるエラー/ポイント/ポジションセット」など多アングル動画が見れます。)
効果
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胸板を厚くする: 大胸筋のストレッチと収縮を繰り返し、ハリのある胸をつくる
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デコルテラインを整える: 胸上部が引き締まり、立体感がアップ
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押す力を補強: プレス種目と組み合わせることで押す力がより強化される
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柔軟性向上: 胸の筋肉を深く伸ばすことで可動域が広がる
鍛えられる部位
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主動筋:大胸筋(胸)
腕を開いて閉じる動作でメインに使われる。ストレッチと収縮の両方を意識。 -
補助筋:上腕二頭筋(腕前側)・三角筋前部(肩の前側)
腕を安定させる役割を果たす。肩の位置を固定しながら動かす。 -
安定筋:前鋸筋(脇下)・体幹
肩甲骨の動きを安定させ、フォームを維持する。
正しいやり方(フォーム手順)
胸を張り、円を描くようにダンベルを下ろして大胸筋をストレッチさせる。
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ダンベルを両手に持ち、膝で押し上げながらベンチ台に仰向けになる。
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肩を下げ、胸を張って背中を軽くアーチさせる。
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ダンベルを胸の真上に構え、手のひらを向かい合わせにセット。
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息を吸いながら円を描くように両腕を横へ広げる(胸のストレッチを感じる)。
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胸が開いた位置で1秒キープ。
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息を吐きながら大胸筋を意識して腕を戻す。
ポイント: 肘は伸ばしきらず、常に軽く曲げたまま動かす。
推奨回数・頻度: 10〜12回 × 2〜3セット/週2〜3回
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注意点とよくある間違い
肩が上がる・胸を張っていない・腕が倒れるのはNG。
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肩が上がる: 肩甲骨を下げて固定し、胸で動かす意識を持つ。
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胸を張っていない: 背中を軽く反らせて胸を高くキープする。
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腕が倒れる: 可動域を広げすぎず、肘を軽く曲げたまま胸のラインに沿って動かす。
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反動を使わない: ゆっくりストレッチし、胸の力だけで戻す。
✔【正解】胸で開く/肩を下げる/肘を軽く曲げる
❌【NG】肩がすくむ/腕が真横に落ちる/反動を使う
よくある質問(FAQ)
Q1. 毎日やってもいい?
A. 負荷が高めのトレーニングなので、週2〜3回が目安です。筋肉痛がある日は休みましょう。
Q2. 肩が痛くなるのはなぜ?
A. ダンベルを下げすぎて肩関節を引っ張っている可能性があります。可動域を胸のストレッチが感じられる範囲に制限しましょう。
Q3. ダンベルの重さはどれくらい?
A. 正しいフォームで10〜12回できる重さ(男性4〜8kg/女性2〜5kg)を目安に。
Q4. 家でもできますか?
A. 床でも可能ですが、可動域が狭くなるためベンチ台を使うのが理想です。
Q5. 初心者の目安は?
A. 軽い重量でフォームを安定させることから始めましょう。ストレッチ感を大切に。
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