ドローインの正しいやり方と効果|腹横筋を鍛えて姿勢・くびれ改善

ドローインとはどんなトレーニング?
ドローインは、お腹の深層“腹横筋”を優先的に働かせる呼吸系体幹トレーニング。
お腹をへこませながら呼吸を続けることで、姿勢安定・くびれ形成・腰の負担軽減に効果的です。立位・座位・仰向けのどの姿勢でも実施可。
FIBEの動画ではフォームをDEMO/MISTAKE/FEEL/POSITION SETで可視化し、初心者でも安全に習得できます。
得られる効果
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姿勢安定:腹圧コントロールで骨盤・腰部のブレを抑える
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くびれ形成:腹横筋を締める習慣がウエストラインに反映
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腰痛予防:日常動作での腰部ストレスを軽減
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呼吸の質向上:胸式+腹式の連携で酸素効率アップ
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他のトレーニングの土台づくり:スクワットやプランクの安定性が向上
鍛えられる部位は?
部位名 | 役割 | ポイント |
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腹横筋 | 体幹の“コルセット” | お腹を薄くする意識で全周を締める |
多裂筋 | 脊柱安定 | 息を吐くときに腰部の安定感を意識 |
横隔膜 | 呼吸主働 | 肋骨を締めつつ肩はすくめない |
骨盤底筋群 | 下からの支持 | 尿意我慢イメージで軽く引き上げる |
正しいやり方(フォーム手順)
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仰向けで膝を立て、骨盤を中間位(反らしすぎ・丸めすぎNG)
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片手をみぞおち、片手を下腹部に置き、肩の力を抜く
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鼻から吸って下腹が軽く膨らむのを感じる
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口から細く長く吐きながら、お腹全体を薄く(凹ませる)
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下腹が固く締まったら2〜5秒キープし、自然呼吸でキープを継続
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力を抜き、1呼吸分リセット → 1〜2を繰り返す
推奨回数・頻度: 8〜10呼吸 × 2〜3セット/毎日または週3〜5回
FIBEオンラインパーソナルでは、トレーニングを多アングル動画(手本/よくあるエラー/ポイント/ポジションセット)で学べます。
注意点とよくある間違い
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息を止めない(細く長く吐き、自然呼吸でキープ)
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上腹だけ凹ませない(下腹〜側腹まで“全周”を薄く)
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肩で呼吸しない(肩すくみNG、肋骨を軽く内へ)
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反り腰・骨盤後傾を避ける(中間位で安定)
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力みすぎない(30〜50%の力でコントロール)
NG例: 息を止めて固める/胸を張りすぎて肋骨が開く/お腹の前だけ凹ます
正解: 吐く→お腹全周を薄く→静かな呼吸で“締めたまま”維持
よくある質問(FAQ)
Q1. 毎日やってもいい?
A. 毎日OK。 とくに朝・就寝前・トレーニング前の8〜10呼吸が習慣化しやすい。
Q2. 腰が痛くなるのはなぜ?
A. 反り腰・骨盤後傾の偏りや、息止めで固めている可能性。骨盤中間位+細く長い吐息を優先。
Q3. 効果を感じるまでどのくらい?
A. 個人差はあるが、1〜2週間で姿勢の安定感や下腹の締まりを体感する人が多い。
Q4. 初心者の目安は?
A. 仰向けで8呼吸×2セットから。慣れたら座位→立位→歩行への連動へ。
Q5. 息が苦しくなる/肩がこる時は?
A. 吐くスピードが速すぎる・肩で吸っている可能性。肩を脱力し、肋骨を軽く内に。吐く息はろうそくを消さない程度で細く。
Q6. お腹がうまく凹まない…コツは?
A. “お腹を前だけ”でなく全周を薄く。下腹→側腹→背中側の順に意識を回すと凹みやすい。骨盤底を軽く引き上げる感覚も助けになる。
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