クラムシェルの正しいやり方と効果|お尻の横を引き締めて骨盤を安定させるトレーニング
クラムシェルとは?
クラムシェル(Clamshell)は、横向きに寝て膝を開閉することで**お尻の横(中臀筋)**を鍛えるトレーニング。
骨盤の安定・ヒップラインの引き締め・膝や腰のブレ防止に効果的で、
女性のボディメイクや産後ケア、姿勢改善にも広く使われています。
FIBEの動画ではフォームを4視点(手本/よくあるエラー/ポイント/ポジションセット)で解説。
寝ながらでも実践できるため、初心者でも安心して続けられます。
得られる効果
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ヒップライン引き締め:中臀筋を刺激して外側の丸みを整える
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骨盤の安定:骨盤の左右ブレを防止
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姿勢改善:片足立ち・歩行時の安定が向上
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膝・腰の負担軽減:脚軸が安定して動きがスムーズに
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ヒップアップ効果:お尻全体を引き上げるサポートに
鍛えられる部
部位名 | 役割 | ポイント |
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中臀筋 | 主動筋 | 膝を開く動作で収縮。お尻の横の丸みを形成 |
小臀筋 | 補助筋 | 骨盤の傾きを支える |
大臀筋 | 安定筋 | 骨盤を固定して動作をサポート |
腹横筋 | 体幹安定 | 骨盤を安定させる“お腹のベルト”役 |
外旋六筋群 | 補助 | 股関節の外旋動作を助ける |
正しいやり方(フォーム手順)
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横向きに寝て、膝を軽く曲げる(脚の角度は約90°)
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足首とかかとは重ねたままにする
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下の腕は枕にしてリラックス、上の手は体の前につく
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息を吐きながら上側の膝をゆっくり開く(足首は離さない)
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お尻の横に力を感じたら1秒キープ
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息を吸いながらゆっくり戻す
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左右を同回数ずつ行う
推奨回数・頻度:
左右15回 × 2〜3セット/週2〜3回
※上体を後ろに倒さず、骨盤を固定して行う。
FIBEオンラインパーソナルでは、トレーニングを多アングル動画(手本/よくあるエラー/ポイント/ポジションセット)で学べます。
注意点とよくある間違い
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上体を後ろに倒さない(骨盤が動くと負荷が逃げる)
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腰をひねらない(骨盤を固定)
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足首を離さない(膝だけ開閉)
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反動を使わない(ゆっくりコントロール)
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呼吸を止めない(吐く→開く、吸う→戻す)
❌【NG例】腰をねじる/足首が離れる/勢いで膝を開く
✔【正解】骨盤を固定し、膝をゆっくり開く
よくある質問(FAQ)
Q1. 毎日やってもいい?
A. 毎日でもOKですが、筋肉痛がある日は休息を取りましょう。
中臀筋は小さい筋肉なので、回復を挟むことでより引き締まります。
Q2. 腰が痛くなるのはなぜ?
A. 上体が後ろに倒れて腰をひねっている可能性があります。
骨盤を固定し、お尻の横だけを動かす意識を持ちましょう。
Q3. 効果を感じるまでどのくらい?
A. 週2〜3回の継続で2〜4週間ほど。ヒップラインの変化や歩行時の安定感を感じる人が多いです。
Q4. 初心者の目安は?
A. 左右各10回×2セットから。無理なくできる範囲でフォームを優先。
Q5. ゴムバンドを使うときの注意点は?
A. バンドは膝上に装着。負荷が強すぎると骨盤が動くため、軽い強度から始めましょう。
Q6. どのタイミングで行うのが効果的?
A. 就寝前やトレーニング後の仕上げにおすすめ。
リラックスした状態で骨盤周りを整えると効果が高まります。
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