キャットアンドカウの正しいやり方と効果|背骨の柔軟性を高め姿勢を整えるヨガトレーニング

キャット&カウとは?
キャットアンドカウ(Cat & Cow)は、四つん這い姿勢で背骨を丸める(キャット)・反らせる(カウ)を繰り返す動作。
背骨の可動性・肩甲骨・骨盤・呼吸を連動させ、
姿勢改善・肩こり・腰痛予防・リラックス効果に優れたトレーニングです。
FIBEの動画ではフォームを4視点(手本/よくあるエラー/ポイント/ポジションセット)で解説。
呼吸と動作の連動が自然に身につき、朝のリセットや就寝前のストレッチにも最適です。
得られる効果
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姿勢改善:背骨の柔軟性が高まり、猫背や反り腰を予防
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肩こり・腰痛予防:背中全体の血流が促進
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骨盤の動きがスムーズに:下半身との連動が整う
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自律神経の安定:呼吸と動作の同期でリラックス効果
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体幹のバランス向上:インナーマッスルが自然に活性化
動かす部位・意識するポイント
部位名 | 役割 | ポイント |
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背骨(胸椎・腰椎) | 可動 | 丸め・反らせを滑らかに連動させる |
肩甲骨まわり | 安定 | 肩をすくめず動きに合わせて広げる/寄せる |
骨盤 | リズム | 背骨の動きと連動させて前後に動かす |
腹横筋 | 呼吸・体幹安定 | 吐く時に締め、吸う時に緩める |
脊柱起立筋 | 支持 | 姿勢保持と動作コントロール |
正しいやり方(フォーム手順)
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四つん這いになり、手を肩の真下、膝を腰の真下に置く
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背中をフラットにし、首をリラックス(スタートポジション)
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息を吐きながら背中を丸め、顎を引いて「キャット」の姿勢
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息を吸いながら背中を反らせ、胸を開いて「カウ」の姿勢
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背骨全体を波打つように動かし、呼吸と動作を合わせる
推奨回数・頻度:
10回×2セット/朝・夜など毎日行うのがおすすめ。
※呼吸と動作のテンポを合わせることがポイント。
FIBEオンラインパーソナルでは、トレーニングを多アングル動画(手本/よくあるエラー/ポイント/ポジションセット)で学べます。
注意点とよくある間違い
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呼吸を止めない(吸う=反る/吐く=丸める)
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首を反らせすぎない(顎を軽く引く)
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肩をすくめない(肩甲骨を動かす意識)
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反動を使わない(ゆっくりコントロール)
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骨盤を動かす感覚を意識(背骨の動きと連動)
❌【NG例】勢いで丸める/首を反らせすぎる/呼吸が止まる
✔【正解】呼吸と背骨を連動させて“ゆっくり波のように動かす”
よくある質問(FAQ)
Q1. 毎日やってもいい?
A. 毎日OKです。朝の目覚めや就寝前に行うと、背中の緊張が解けて姿勢リセットに効果的です。
Q2. 腰が痛くなるのはなぜ?
A. 腰を反らせすぎている可能性。背中全体で動かす意識を持ち、骨盤だけを強く動かさないようにしましょう。
Q3. 効果を感じるまでどのくらい?
A. 毎日続けることで1〜2週間ほどで、背中の軽さや呼吸の深まりを感じる人が多いです。
Q4. 初心者の目安は?
A. 呼吸に合わせて10回×2セットから。テンポは「吸う3秒・吐く3秒」が目安です。
Q5. 肩がつらいときは?
A. 手を前に出して角度を浅くしたり、肘を床について行うと負担が軽くなります。
Q6. トレーニング前後どちらで行う?
A. 両方OK。前に行えばウォームアップ、後に行えばクールダウンとして有効です。
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