赤ちゃんの脳を育む!DHA・EPA

赤ちゃんの脳は、生後まもなくからめざましいスピードで発達していきます。
そこで注目を集めているのが、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)。魚などに多く含まれるこれらの栄養素は、脳の神経細胞の膜を健やかに保ち、赤ちゃんの認知機能や視力の発達を支えるといわれています。

この記事では、トレーニングや運動に詳しくない初級者でもわかるように、DHA・EPAの基礎知識と赤ちゃんの脳の発達をサポートするポイントを解説します。ぜひ、普段の食事に活かしてみましょう!

 

【注意】

個人差が大きい食生活や健康状態。必ず医師や管理栄養士と相談しながら取り入れ、無理のない範囲で続けてくださいね。

DHA・EPAって何?

・DHA(ドコサヘキサエン酸)

青魚(サバ・イワシ・サンマなど)に豊富に含まれるオメガ3系脂肪酸。

脳や神経組織、視力の発達に深く関わり、赤ちゃんの認知能力や網膜機能をサポート。

 

・EPA(エイコサペンタエン酸)

同じく青魚に含まれるオメガ3系脂肪酸。

血液をさらさらにする働きが注目されており、健康全般に大切な栄養素といわれる。

 

・なぜ赤ちゃんの脳発達に重要?

脳の神経細胞は脂質でできており、その構成要素としてDHAが欠かせない。

赤ちゃんの成長期には特に多くのDHAが必要となるとされる。

つまずきやすいポイント

「魚臭いのが苦手であまり食べない…」

調理法やレシピを工夫して臭みを抑える、またはサプリを検討するなどの対応がある。

食事で取り入れる方法

・青魚を週2回以上食べる

サバやイワシを焼く、煮る、刺身など、好みに合わせて調理法を工夫。

生魚が苦手なら、缶詰や干物、スモークサーモンなども選択肢に。

 

・離乳食や幼児食にも少しずつ

赤ちゃんがある程度食べられるようになったら、骨をしっかり取り除いた魚をほぐして混ぜたり、スープにしてあげる。

初期は小さじ1杯、少量から慎重に取り入れ、アレルギーや反応がないか確認。

 

・調理のコツ

揚げ物にすると油分が増えるため、焼く・煮る・蒸すなどの調理法で栄養を逃しにくく。

塩分や味付けを控えめにすることで、健康面にも配慮できる。

サプリはどう使う?

・サプリのメリット

魚を頻繁に食べられない、魚嫌いの方でもDHA・EPAを補いやすい。

育児や仕事で忙しく、調理に時間が取れないときのサポートに。

 

・サプリの選び方

 オメガ3系脂肪酸(DHA/EPA)の含有量をチェック。

信頼できるメーカー、妊娠中・授乳中でも利用可と明記されているものを選ぶ。

 ビタミンEが一緒に含まれている製品もあり、酸化防止に役立つ。

 

・注意点

摂りすぎるとカロリー過多や他の栄養バランスが崩れる可能性も。

医師や管理栄養士に相談したうえで摂ると安心。

赤ちゃんの脳発達をサポートするライフスタイル

・適度な運動

ママ自身がウォーキングや軽い筋トレで血流を良くすると、栄養や酸素が体内を巡りやすくなる。

運動習慣は出産後の体力維持にも◎。

 

・睡眠をしっかりとる

疲労回復だけでなく、ホルモンバランスを整え、ストレスを軽減。

ママのストレス軽減は赤ちゃんにも良い影響を与える可能性が高い。

 

・ストレスマネジメント

瞑想や呼吸法、育児コミュニティでの情報交換などで精神的な負担を軽く。

心身ともに安定していると、食事からの栄養も消化吸収しやすくなる。

まとめ(ポイント整理)

・DHA・EPAは青魚に豊富。赤ちゃんの脳や視力発達をサポート

・週2回以上の青魚摂取を目標に、離乳食にも少量ずつ取り入れる

・魚が苦手でもサプリで補う手段あり。ただし摂りすぎや品質には注意

・運動・睡眠・ストレス対策も大事。栄養が活かされる体づくりを

ひとことアドバイス

・専門家に相談を

妊娠・授乳期は特に個人差が大きいので、医師や助産師にアドバイスをもらいましょう。

・料理動画で魚メニューのバリエーションを

食べやすいレシピ(煮込み・スープ・缶詰活用など)を自宅学習で増やすと、飽きが来にくい。

・小さく始めて継続を

いきなり毎日魚を食べるのは大変。週2回から始めて、徐々に慣れていけばOK。

 

※赤ちゃんの脳は妊娠中から生後にかけてめざましい発達を見せます。DHA・EPAを上手に取り入れつつ、運動や睡眠にも気を配り、ママも赤ちゃんも健康的に日々を過ごしていきましょう!

▲