家事や仕事の合間にできる簡単エクササイズは?

家事や仕事の合間でも、いつでもどこでもできるトレーニングをマスターすればOKです。
ポイントは「時間を取って行うメニュー」と「スキマメニュー」を分けること。
スキマ時間は、動的・静的ストレッチなど軽い運動が最適で、体が目覚め、姿勢リセットにも効果的です。
一方で、ウエイトトレーニング(自重を含む)は、仕事後や少し休憩を取ったあとに行うのがおすすめです。
FIBEでは、日常に取り入れやすい「スキマ習慣メニュー」と「本格メニュー」を両立できる設計を紹介しています。
短い時間でも、積み重ねが確実に成果に変わります。
スキマでエクササイズのポイント
デスクワークや家事では、同じ姿勢を続けることで筋肉が固まりやすくなります。
とくに前かがみ・巻き肩・肩こり・下半身のだるさは代表的な悩みです。
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肩まわりのリセット:胸や背中のストレッチで巻き肩を解消。
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下半身の疲れ対策:おしりやふくらはぎ、足裏を伸ばして血流促進。
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スキマ時間の積み重ね:毎日少しずつ動くことで、柔軟性と代謝が上がる。
続けるコツは「IF-THENルール(〇〇したら△△する)」を決めること。
たとえば、「コーヒーを入れたら肩を回す」「会議後に背伸びをする」など、生活動作に“トリガー”を設定しておくと無理なく続けられます。
すき間時間にできる簡単エクササイズ例
肩のコリ・巻き肩予防
大胸筋ストレッチ、広背筋ストレッチ、上腕二頭筋ストレッチ
→ 胸を開き、肩甲骨の動きを改善して姿勢をリセット。
下半身の疲れ・むくみ
大殿筋ストレッチ、腓腹筋ストレッチ、ハムストリングスストレッチ
→ 足の血流を促し、ふくらはぎの張りを軽減。
腰の重だるさ
腸腰筋ストレッチ、大殿筋ストレッチ、大腿四頭筋ストレッチ
→ 骨盤の位置を整え、腰まわりの疲労を解消。
これらのストレッチは、動的に体を目覚めさせる朝や昼休みに最適です。
ウエイトトレーニング(スクワット、プランクなど)は、仕事後などにまとめて行うのがおすすめ。
IF-THEN(イフゼン)ルールで続ける習慣を作る
「運動しよう」と意識しなくても自然に動けるようにするには、
“IF-THENルール”を生活に取り入れるのが効果的です。
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IF(もし):仕事が一区切りついたら
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THEN(そしたら):大胸筋ストレッチを30秒する
大胸筋ストレッチで「IF-THENルール」を実践してみよう!
(ストレッチのやり方)
壁に手のひらを当て、胸を開くように上体を逆側にひねる。
背中を丸めず、呼吸を止めないことがポイントです。
30~60秒が効果あり。
(IF-THENの例)
トイレに行くときに壁で大胸筋ストレッチする。