体力がついたと感じるまでどれくらいかかる?

体力を実感できるまでには、約3ヶ月が目安です。
体力とは「心肺機能」と「筋力」の両方を指し、特に下半身と体幹の筋力を高めることが、日常動作の持久力アップに直結します。
最初の1〜2週間は運動習慣を作る段階。
その後、徐々に回数や負荷を上げていくことで、筋力とスタミナがついてきます。
加えて、栄養と休息も重要。たんぱく質を意識し、しっかり睡眠を取ることで、回復と成長が進みます。
FIBEでは、3ヶ月で体力の変化を実感できるように、段階的なトレーニングとサポート体制を設計しています。
初心者が体力をつける3ステップ
ステップ1(1〜2週間目安)
まずは運動習慣をつけることから。
週に1回でも歩く、1日1種目でもストレッチや軽いトレーニングを行う。
「体を動かすのが当たり前」になることが最初のゴールです。
ステップ2(〜3ヶ月目安)
体が慣れてきたら、少しずつ回数や負荷を上げる段階へ。
ほどよく筋肉痛を感じる程度が成長のサイン。
無理に強度を上げず、フォームを崩さないことが重要です。
ステップ3(4ヶ月以降)
無理のない範囲で継続。
「無理」とは、負荷の面と時間の面があります。
どちらもオーバーしない範囲でコツコツ続けることが、体力を上げる最短ルートです。きつくて続かない。時間がないから続かないがないように工夫が必要。
モチベーション維持のコツ
定期的に長い階段を登る、軽い登山をするなどで変化を実感すると続けやすくなります。
体力をつけるおすすめメニュー
体力アップには、心肺機能 × 筋力 × 栄養・休息の3要素をバランスよく取り入れます。
心肺機能のトレーニング
-
ウォーキング
-
ジョギング
-
登山やハイキング
→ 有酸素運動で呼吸筋を鍛え、持久力を向上。
筋力アップのトレーニング
-
下半身:スクワット、バックランジ、ドギーバックキック
-
体幹:プランク、クランチ
→ 下半身と体幹を中心に鍛えることで、姿勢が安定し、全身の疲れにくさが向上します。
栄養・休息
-
PFCバランスを意識(特にたんぱく質をしっかり摂取)
-
睡眠は6〜8時間確保。筋肉は休む時間に成長します。
まずはヒップヒンジをマスター
ヒップヒンジ(股関節の曲げ伸ばし)は、下半身トレーニングの基本です。
この動作を正しく身につけることで、怪我を防ぎ、効率よく鍛えることができます。
やり方:
股関節に手を当て、おしりを後ろに引きながら上体を前傾。
腰ではなく股関節から曲げる意識を持つのがポイント。
できない場合:
骨盤の前傾・後傾がうまく使えていない、腰部の柔軟性不足が原因です。
改善方法:
ストレッチとヒップヒンジ練習を繰り返すことで、下半身の安定性と動作効率が格段に上がります。