【動画あり】アーノルドプレスの正しいやり方と効果|肩全体を均等に鍛える回旋プレス

アーノルドプレスとはどんなトレーニング?

上腕三角筋(前部・中部)を広い可動域で均等に刺激し、肩の立体感と安定性を高める。
アーノルドプレスは、胸前で構えたダンベルを押し上げながら外旋して頭上でフィニッシュするプレスです。押しと回旋が同期することで三角筋前部〜中部に連続負荷がかかり、肩甲骨の下制・上方回旋も促されて姿勢が整います。ショルダープレスよりフォーム学習にも向きます。

※ページの下部にトレーニング動画を掲載。

(FIBE会員は「手本/よくあるエラー/ポイント/ポジションセット」など多アングル動画が見れます。)

得られる効果

  • 肩の立体感UP:前部・中部へ均等刺激

  • 姿勢改善:肩がすくみにくくなり胸が開く

  • 関節の動作学習:外旋を伴う押しで滑らかなフォーム習得

  • 上半身の連動強化:体幹安定+肩甲骨の下制で安定プレス

鍛えられる部位

三角筋前部(肩の前側)に効きます。三角筋前部の収縮を意識します。

手首は返し過ぎず、肩の真上で止める

正しいやり方(フォーム手順)

  1. ベンチに座る(立位でも可)。手のひらを自分に向けダンベルを胸前で構える(肘は前)。

  2. 息を吐きながら押し上げつつ前腕を外旋し、頭上で手のひらが前を向く。

  3. トップで肘はロックせず1秒静止(肩を下げる)。

  4. 息を吸いながら逆動作で胸前ポジションへ戻す(回旋を戻す)。

  5. 一定テンポで繰り返す。

推奨回数・頻度:8〜12回 × 2〜4セット/週2回
※フォームが崩れる重量はNG。可動域フル優先。

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注意点とよくある間違い

  • 反り腰NG:下腹を締めて肋骨を下げる

  • 肩をすくめない:肩甲骨を“下げて”押す

  • 肘ロックしない:トップで関節に載せない

  • 勢いで振らない:一定テンポで可動域フル

  • 手首を折らない:前腕と一直線を保つ

❌ 腰反り/肩すくみ/反動振り
✔ 下腹締め+下制+コントロール

よくある質問(FAQ)

Q1. 毎日やってもいい?
A. 週2回が目安。強い筋肉痛時は休む。

Q2. 肩や肘が痛い
A. 肩すくみ・肘ロック・急な外旋が原因。肋骨を締め、肩甲骨を下げ、可動域を痛みのない範囲へ。

Q3. 何kgから始める?
A. 可動域を保てる軽め(例:男性4–6kg/女性2–4kg)。フォーム安定後に漸増。

Q4. ショルダープレスとの違いは?
A. ショルダープレス=押し中心で高重量向き。アーノルド=押し+外旋で三角筋全体を均等刺激。

Q5. 立位と座位どっちが良い?
A. 初心者は座位で体幹の負担を減らす。上達後に立位で全身連動を強化。

Q6. 首がつらい
A. 顎を軽く引き、肩を下げる。手首を立て、頭上で耳と腕の間隔を作る。

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この記事の監修者

FIBEトレーニング監修チーム
所属トレーナー保有資格:理学療法士/JATI-ATI(トレーニング指導者)/健康運動実践指導者
指導実績:ダイエット、ボディメイク、姿勢改善、パフォーマンスアップ、運動能力アップ、不調改善、体力アップなど累計5万回以上のパーソナルトレーニング指導実績。
運営会社:株式会社アイノート(iNote Inc.)
所在地:東京都渋谷区広尾3丁目13-1 トラストバリュー広尾4F
事業内容:オンラインパーソナルトレーニング事業
公式サイト:https://fibe.jp/


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