バイシクルクランチの正しいやり方と効果|お腹全体を引き締める体幹トレーニング

バイシクルクランチとは?
バイシクルクランチは、仰向けの状態で自転車をこぐように脚を動かしながら、上体をひねる腹筋トレーニング。
腹直筋(お腹の前)だけでなく、腹斜筋(脇腹)・腹横筋(体幹)までを同時に刺激でき、
ウエストの引き締め・姿勢改善・代謝アップに効果的です。
FIBEの動画ではフォームを4視点(手本/よくあるエラー/ポイント/ポジションセット)で解説。
上半身と下半身の連動を丁寧に身につけられるようになっています。
得られる効果
-
ウエストの引き締め:腹斜筋を中心にくびれを形成
-
下腹部の強化:腹直筋下部の引き締め効果
-
姿勢改善:体幹が整い、背すじが伸びやすくなる
-
代謝アップ:全身を動かすことで脂肪燃焼効率向上
-
スポーツ動作向上:ねじり・ひねり動作がスムーズに
鍛えられる部位
部位名 | 役割 | ポイント |
---|---|---|
腹直筋 | 主動筋 | 上体の起き上がりと脚の引きつけで刺激 |
腹斜筋 | 主動筋 | ねじり動作でウエストを引き締める |
腹横筋 | 体幹安定 | 背中が浮かないよう腹圧を保つ |
腸腰筋 | 補助 | 脚の引き上げをサポート |
大腿直筋 | 補助 | 下肢動作で股関節を安定 |
正しいやり方(フォーム手順)
-
仰向けになり、両手を頭の後ろに軽く添える
-
膝を90°に曲げ、脚を少し浮かせる
-
息を吐きながら右肘と左膝を近づける(上体をひねる)
-
息を吸いながら元に戻し、反対側も同様に行う
-
左右交互にテンポ良く動かし、腹斜筋の収縮を感じる
推奨回数・頻度:
左右交互で10〜20回 × 2〜3セット/週3〜5回
※反動ではなく、腹筋の“ねじり”でコントロール。
FIBEオンラインパーソナルでは、トレーニングを多アングル動画(手本/よくあるエラー/ポイント/ポジションセット)で学べます。
注意点とよくある間違い
-
首で引かない(腹筋で上体を起こす)
-
腰を反らせない(腹圧を保つ)
-
呼吸を止めない(吐く→ひねる/吸う→戻す)
-
勢いで動かさない(コントロール重視)
-
肘と膝を無理にくっつけない(腹斜筋の収縮を優先)
❌【NG例】反動で振る/首を引く/背中が浮く
✔【正解】腹筋でねじり、脚と上体をバランスよく連動
よくある質問(FAQ)
Q1. 毎日やってもいい?
A. 毎日でもOKですが、筋肉痛がある日は1日休みましょう。
腹斜筋の回復を挟むことで、引き締め効果が高まります。
Q2. 首が痛くなるのはなぜ?
A. 手で頭を引っ張っている可能性があります。
目線を斜め上にし、首ではなく腹筋で起き上がる意識を持ちましょう。
Q3. 腰が痛いときは?
A. 腰が反っているか、脚を下げすぎている可能性。
膝を高めに保ち、背中を床につけて動きましょう。
Q4. 効果を感じるまでどのくらい?
A. 週3〜5回の継続で2〜4週間ほど。ウエストラインの変化を感じる方が多いです。
Q5. 初心者の目安は?
A. 左右交互で10回×2セットから。テンポよりフォームを優先。
Q6. 呼吸のポイントは?
A. ひねるときに「吐く」、戻すときに「吸う」。呼吸と動作を連動させましょう。
オンラインパーソナルトレーニングのサービスを見る
プロトレーナーがあなたの目的や体の状態をもとに、最適なトレーニングメニューを提案。
入会後は多アングル動画(手本/よくあるエラー/ポイント/ポジションセット)を全種目で視聴可能。
自宅でも“プロジム品質”のトレーニングを実現します。