肩エクスターナルローテーションの正しいやり方と効果|肩の外旋で姿勢を整え、肩こりを予防するトレーニング

肩エクスターナルローテーションとは?
肩エクスターナルローテーションは、横向きで肘を体の横に固定したまま、腕を外側に開く(外旋)トレーニングです。
肩関節を支える深層筋のひとつである棘下筋・小円筋を鍛え、巻き肩予防・肩こり改善・肩関節の安定性向上に効果的。
チューブやダンベルを使わなくても、自重やタオル負荷で実施可能。
FIBEの動画ではフォームを4視点(手本/よくあるエラー/ポイント/ポジションセット)で詳しく解説し、
初心者でも安全に「肩の正しい使い方」を身につけられます。
得られる効果
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肩の安定性アップ:肩関節のズレを防ぎ、正しい位置に保つ
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巻き肩・猫背の改善:肩を開き胸を張りやすくなる
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肩こり軽減:インナーマッスルの働きで筋バランスが整う
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姿勢改善:背中と肩のラインが自然に整う
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四十肩・五十肩の予防:可動域を保ち、肩の動きをスムーズに
鍛えられる部位
部位名 | 役割 | ポイント |
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棘下筋 | 主動筋 | 肘を支点に腕を外へ回す(外旋)動作で収縮 |
小円筋 | 補助筋 | 肩甲骨と上腕骨を安定させる |
三角筋後部 | 補助筋 | 肩の後ろ側を安定させる |
僧帽筋下部 | 安定 | 肩甲骨を下げて安定化 |
腹横筋 | 体幹安定 | 体のねじれを防ぎ姿勢を保つ |
正しいやり方(フォーム手順)
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横向きに寝て、下の腕を前に出し、上の肘を体の横で90°に曲げる
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前腕を体の前に下ろし、手の甲を床に軽く触れさせる(スタート)
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息を吐きながら手の甲を天井方向にゆっくり上げる(外旋)
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肘の位置は動かさず、肩の内側から回す意識で
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息を吸いながらゆっくり元に戻す
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左右10〜15回ずつ行う
推奨回数・頻度:
左右10〜15回 × 2〜3セット/週3〜5回
※動作は小さくてもOK。肘を固定し、反動を使わない。
注意点とよくある間違い
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肘を動かさない(体側で固定)
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反動を使わない(小さな動作をゆっくり)
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肩をすくめない(首・肩はリラックス)
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呼吸を止めない(吐く→外旋、吸う→戻す)
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痛みがある場合は可動域を狭める
❌【NG例】腕全体を振る/肘が浮く/肩をすくめる
✔【正解】肩の内側で動かし、滑らかな外旋を意識
よくある質問(FAQ)
Q1. 毎日やってもいい?
A. 毎日OKです。軽い負荷で行うことで肩の可動性と安定性が高まります。
Q2. 肩が痛くなるのはなぜ?
A. 肘が動いたり、反動で外旋している可能性。
肘を体の横に固定し、可動域を小さく保ちましょう。
Q3. 効果を感じるまでどのくらい?
A. 週3〜5回の継続で2〜4週間ほど。肩の軽さや動かしやすさを感じる方が多いです。
Q4. 初心者の目安は?
A. 各肩10回×2セットから。タオルを握って肘を安定させるとフォームが安定します。
Q5. 肩こり改善にも効く?
A. はい。棘下筋や小円筋が働くことで肩甲骨の位置が整い、首・肩の緊張が緩和されます。
Q6. チューブやダンベルを使う場合の注意点は?
A. チューブは軽く張る程度、ダンベルは500g〜1kgで十分。
動作は小さく、勢いを使わずにゆっくり行いましょう。
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